本日の事件

こんにちは、ろっきーです。

 

最近よく世の中が物騒になったと言いますね。ちょっとした不注意で、大きな犯罪に巻き込まれてしまうこともあります。気を付けなければならないこともだんだんと増え、なんだか住みづらくなってしまいますね。

 

ところでそんな僕は、今回とある事件に巻き込まれてしまいました。その名も「カツアゲ」です。

f:id:rocky53:20140703023940j:plain<金よこせ

 

というか、なんだかカツアゲなんて久しく聞いていませんでしたし、ましてや自分が体験することになるとは思いませんでした。なんだか懐かしい響きです。カツアゲ。

 

先に申しあげておきますと、特に被害はありませんし、むしろなんだか楽しくなっちゃうような内容でしたので、軽くご報告ということで今回の記事としたいと思います。

 

 

時は夕方、少し日も落ちる頃。地元から少し離れた町の繁華街を歩いていると、すれ違ったいかつめの男子に目を付けられてしまいました。

 

その時の恰好は細めのジャケットとチノパン。あまり胸板の厚くない僕はかなり貧弱そうに見えたのでしょうか。

 

いかつい人1「おいコラまてや」

 

とは言われたようなのですが、自分ここで音楽を聴いていたため、正直まったく気づきませんでした。それがさらに逆鱗に触れてしまったようなのです。彼らは後ろから追いかけてきて、僕の肩をつかみました。

 

いかつい人2.3「待てっつってんだろ!」

 

結局3人のいわけもわからずいかつめの男子に取り囲まれてしまいました。

 

▽しかし まわりこまれてしまった!

 

まわりこ、、、

 

ん、、、?

 

囲まれたはいいのですが、僕(182cm)よりかなり低めの男子が2人と、175cmくらいの男子1人というなんともな3人組が目の前に立っていました。身長や見た目から察するに、中学生くらい。声もそこそこ高かったので、間違いなく自分より年下であることが分かりました。

 

い1「おまえ今ガンつけたろ

い2「調子載ってんじゃねえぞ

 

使い古された脅し文句を並べられているようです。この間ずっと肩を掴まれっぱなしです。身長差があるので体重がかかってきていて右肩が重いのです。それにしてもなんだか声が小さく感じます。

 

ろき「...?」

い3「なんか言えよ」

 

そういえばイヤホンつけっぱなしでした。

 

ろき「何も聞いてませんでした」

い全「はあ!?」

 

つかまれていた肩を突き飛ばされてしまうほど怒らせてしまったようなのです。それも当然、人の話を聞こうというのは幼稚園児でも教わること。これはまったく自分に非があります。

 

い1「なめてんのか、おい!ふざけんなよ!」

ろき「なめてました」

い2「ああ!?」

い3「ぶっ殺すぞ!」

 

思わず本心を漏らしてしまい、ちょっとやばいかな、とびかかってこられたら3人はいくらなんでもやばいかな、と思ったのですが、彼らは予想外の行動に出ます。

 

い1「こっちにはゾクがついてんだぞ!」

い3「おとなしく言うこと聞け!」

 

うん。

 

君たちがくるのではないのね。

 

バックにもっと力のある人がいるということが言いたいのね。

 

これではB級映画のチンピラと同じです。世紀末だったら序盤で「ひでぶ!」とか言ってやられてしまう彼らと同じポジションです。

 

い2「田中さん呼ぼう」

 

3人のうち1人が電話をかけ始めました。おそらくその「田中さん」の力を借りようとしているのでしょう。

 

この状況を伝えているようなのですが、なにやら様子がおかしいのです。スマートフォンで電話をかけている最中に、LINEなのかTwitterなのか、その通知が画面に表示されているのが見えてしまっています。

 

電話かけてないだろ。

 

なんだかここまで自分が追い込んでしまったのかと少し罪悪感にさいなまれながら、自分の予定が詰まっていたのでそろそろ帰りたい旨を彼らに伝えることにしました。

 

ろき「帰りたいんだけど」

い1「ああ?」

い2「だったら金おいていけよ。そしたら見逃してやるよ」

 

どちらかと言えば僕の方が見逃す側だなあとは感じていたのですが、それは一定はいけないことだと思い、耐えていました。

 

ろき「俺が見逃す方?」

 

言っちゃった。

 

たぶん楽しくなっていたんだと思います。挑発したってなんの得もないのにおちょくってしまいました。

 

当然彼らは怒ります。僕が肩にかけていたトート型のバックに掴みかかってきたのです。

 

すると、、、

 

ポロリと僕のカバンから飲みかけのペットボトルが落ちてしまいました。

 

そのペットボトルは地面を転がり、、、いかつい男子がちょうど踏み込もうとした足の下に潜り込みます。

 

いかつい男子はペットボトルに足を滑らせ転倒。ひじに擦り傷を作ってしまいました。

 

ろき「おい大丈夫か」

 

結局、絆創膏をあげることでその場は収まり、なんだかわからないまま彼らのもとから去ることになったのです。

 

 

よくわからないでしょう。僕もです。我ながらなぜあんな行動にでたのかさっぱりわかりませんが、けがをさせてしまったことは申し訳なく思っています。ペットボトルを振り落されて、カバンの糸もほつれてたんだけどな。

 

今回の被害がペットボトルがひしゃげたことと、絆創膏を差し上げたことだけです。特に僕自身に被害はなく、それはよかったと思っています。

 

まあでもとんでもなく怖い方にすごまれたら、速、逃げ出していたと思います。とんでもない上っ面だけの男ですね。すいません。

 

もう二度とこんなことがないように願いつつ、そういったときに変なことは言わず、しっかりと対応できる術を学ぼうと思いました。

 

皆様もカツアゲにはお気を付け下さい。というか、被害に合わないことが何よりです。間違っても今回のような対応はなさらないでくださいね。僕も猛省しています。

 

それでは今日はこの辺で失礼します。

 

また。