マクドナルドについて考える
こんにちは!
先日ひっさしぶりにマクドナルドさんを利用してきたところ、ちょっと妙に考え込んでしまったろっきーです。
マクドナルド
僕の地元は神奈川県でして、その中でも「中堅」くらいの都市に住んでいるのですが、最寄には2つマクドナルドがあります。もう少し範囲を広げて5分ほど歩くと、また1つマクドナルドが見つかるという現状です。
他、KンタッキーさんやMスバーガーさんが1つずつ競合としてありますが、これ、バランス悪くないですか。
それはまあ良いとして、今回ちょっとマクドナルドについて思ったことを語ってしまおうかと思います。まずはみなさま、「マクドナルド理論」というものをご存知でしょうか。
マクドナルド理論 とは?
ジョン・ベルという方が発案した理論。「ランチどこに行く?」と仲間内で悩んでいるとき、「マクドナルドに行こう」と言うと「いや、マクドナルドはやめね?」と言って途端に代案が出て、議論が活発になるということ。実現可能なアイディアのうち、最も悪い選択肢を提案すると、それを回避するために参加者がクリエイティブな意見を発信するようになる。
こちらを参照しました。
ほうほう。
つまり、「最悪なものは嫌だ!」と全員が感じることで、なんとかしようという働きが作用すると言いたいわけですね。面白い理論です。
これを実証するために、最近はお昼時、できるだけ「マック行かん?」と言っていたのですが、いつの間にか陰で「マッカー」と呼ばれていました。そんなベーシスト略したみたいにおまえ。マッカートニーみたいにおまえ。
自分の案から議論が始まるので、マクドナルドが大好きと思われてしまうのが難点ですね。
ところで、今回は、この理論のことを考えるのではなく、「マクドナルド」という存在について考えたいと思います。
その理論から考えるに、マクドナルドという飲食店は、「最悪の選択肢」の代名詞ということになっています。
それ、とんでもないことじゃないですか?マックだけは嫌だという心理で頭が働き始めるんですよ。最悪じゃないですか。
※ここからは僕の持論が展開されます。優しい心と温かい目でもってご覧ください。冷たい反論もお受けはしています、、、けど、、、ゴニョゴニョ
ところで、なぜマクドナルドを利用するのかな?という素朴な観点からみると、いい記事が見つかったので紹介したいと思います。
なぜファストフードを食べるのか? マックとモスでは対照的 - Business Media 誠
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0808/27/news058.html
この記事は2008年、つまり6年前の現状です。マクドナルドの最大の強みはやはり「安さ」と「スピード」です。ファストフードの代名詞とも言えるものですよね、それを体現している点はさすがとも言えます。
ついでに、当時の価格表と現在の価格表の比較はこんな感じです。
マクドナルドデータベース - 2008年8月19日までのメニュー・価格一覧
http://www42.atwiki.jp/mcdonalds/pages/19.html
<2014年1月12日号>マクドナルド料金表/マックメニュー価格表【期間限定はアメリカンビンテージ’50】 - ザブさんの趣味は人生です。(*"o"*)v
http://blog.goo.ne.jp/zabu1120/e/1f2ca74301f3346aae2ed3ca778232e2
現在のビッグマックは340円なので、当時は今より多少安いみたいですね。まあ僕の幼少時代はハンバーガー59円とかの時代でしたが、、、
それでは、ここから導き出される僕の結論ですが、
マックの長所もうなくなってんじゃね?
だって値上げしてないのスマイルくらいですよ。これでは最大の強み、安さがどうしようもなくなっちゃってんじゃないですか。
だからこそ、マクドナルド理論に代表されるように、「最悪の選択肢」になってしまうわけじゃないですか。
いやね、でもこんないつもアタタカサカス!とか言って楽しんでるどっかのクソ大学生が感じるようなことを経営者の皆様方が気付いてないわけありませんって。
それでいろいろ策を出してるんですよね?だって新しいキャンペーンやってますもんね?まだ「スピード」という長所も残ってますもんね。
記憶に新しいところでは、
60秒キャンペーンとか
カウンターのメニューがなくなったりとか(現在は改善済み)
1000円マックが登場したり
最近では、とクラシックフライチーズと銘打った商品も出ています。
うーんとね、違うんですよ。僕らが求めているマクドナルドとは。
このまえ出てきたあのチーズのやつは美味しかったのですが、今回でてきたポテトにチーズソースをぶちまけたやつはもう最悪です。もう味が調和しないわ上にのってる茶色いのも意味が分からんわ、これで金とんの?ってレベルです。
マクドナルドはあまりにも「効率化」を求めすぎてしまった結果、いまとんでもないカウンターパンチをもろに食らってしまっているのではないでしょうか。
だってね、たとえば僕の実家は静岡なんですが、帰省とかで時々通る国道沿いのマックとか、ああいったところって素晴らしいんですよ。遊べる場所もあり、ゆったりとした席もあり、そこまで混んでいるわけでもなく、、、
こんな感じの
マクドナルドにも関わらず落ち着いて食事ができるんですよね。しかも楽しいんです。
では、なぜこういった記憶が上書きされ、最悪になっていくのか。
都会のマクドナルドがせわしなさすぎるんですよ。
席もない。通路もせまい。なんか落ち着かないですし、しかも騒がしすぎてろくに会話もできない。
そういった、いわば食事をする上で「落ち着き」というものをすべて排除し、しかも安さ、美味しさより一つのスピードを追求しすぎてしまった結果、こういった状況になってしまったのではないかと考えられます。
おっ、ろっきー今日真面目だね。
で、それに対応するがために経営者のみなさまは店舗数を減らし、マックカフェなる新たな店舗形態を打ち出しています。僕が勝手に言わせてもらうならば、これはだいぶいい路線いってるんじゃないでしょうか。どんどん推してほしいところです。
つまり、僕らが求めているマクドナルドの姿とは
みんなでわいわい楽しく、多少落ち着いて話のできる空間を作ってほしい
ということではないでしょうか。
だったらほかに行けよ、と、それを言ってしまえば簡単ですが、それに対抗しなければならないのが飲食店でありビジネスなわけですから、そこらへんの長所をもう少し出していってほしいのです。
昔は大好きだったマクドナルド、今ではほとんど利用しなくなってしまったので、なんとかして再び「楽しい」マクドナルドの姿を取り戻してほしいな、と願う限りです。
そこから、なんとかマクドナルドという飲食店が「最悪の選択肢」ではなくなるようになってほしいとは思います。
え?じゃあろっきーだったらどうすんのかって?
まあ、そうですね、ここまで言っといて無策だったらひどい話ですからね、批判するだけなら猿でもできます。
もし僕がマクドナルドの経営者だった場合、こんな感じの店舗を展開すると思います。
お子様連れのお客様にサービスする
少子化にも効果が期待できますね。
席に着くとクラッカーが鳴る
おめでとうございます!当店10000人目のお客様です!
遊園地経営
もちろんメインキャラクターはドナルド・○ックです。
ハンバーガー一本で勝負する
頑固な親父が経営してるラーメン屋みたいな
スマイル販売中止
味に文句は言わせねえぜ?俺のこだわりがあるんだ
マズイと言うと怒る
二度とくんな!
はい。なんだか最後の方は大喜利のようになってしまいました。こんなマクドナルドをご所望の方は僕に投資してください。とんずらします。
それはともかく、しばらくはマクドナルドさんにも頑張っていただくという姿勢を貫きつつ、ウチの売り上げが下がるので早急にコーヒーの扱いを取りやめてくださるようお願い申し上げます。
では今日はこの辺で。
またね!